ようやく残暑もおさまって、過ごしやすい秋が到来してきました。
秋と言えば食欲の秋、実りの秋と呼ばれるくらい多くのおいしい旬の
食材がありますね。
サンマ、ナス、栗、芋……など、美味しい旬の味覚がたくさんですね。
コロナの影響が無ければ、仕事終わりにちょっと一杯というかたも
多くいたと思いますが、今は、マイホームにての晩酌を楽しみ下さい。
気温が下がって過ごしやすくなるとともに、食べ物も美味しくなり、
運動や読書にも適してきますね。
そんな過ごしやすい季節になってきたのに、「今ひとつ心が晴れないなぁ」
と感じるかたもいらっしゃるのでは。
コロナウイルスの影響もあると思いますが、それだけではありません。
それは、今の住空間に満足していないことが原因なんです。
秋は、引越シーズンとも言われています。夏の猛暑に引越は・・・・。
というかたが多いので、その分、秋に集中してマイホームを手に入れる方が
多いです。
初秋の初コラムは、「赤羽」です。
「衣・食・住」すべてのコンセプトにより良く適応できるエリアとして、
コロナ収束後も更なる人気が飛躍することに期待集まっています。
そんな赤羽をこのコラムを読んでもっと知って下さい。
赤羽駅・・・
東京都と埼玉県の境に位置する北区、その北部に位置する赤羽は
「北の玄関口」とも呼ばれ、交通の利を活かして流通や商業が発達したエリア
としても知られています。
赤羽駅は、東京都北区赤羽1丁目に位置します。
赤羽駅は、JR埼京線・JR高崎線・JR宇都宮線・JR湘南新宿ライン・
JR京浜東北線・JR赤羽線の6路線が走り、ターミナル駅の東京駅へ
約20分、新宿駅へ約15分、池袋駅へ約10分と都心へのアクセスも良好です。
また、赤羽駅から徒歩10分ほどの場所にある東京メトロ「赤羽岩淵駅」は
南北線が走っており、目黒や六本木方面の都心へも出やすくなっています。
さらに、2015年3月14日からは「上野東京ライン」が開通しており、
上野まで1駅、東京まで2駅と直通でつなるようになっています。
1日の乗車数は平均でも89,000人を超える方が利用しており、
副都心に向かうには、とても通勤・通学し易いところにあり、
人気も年々高くなっています。
リクルート住まいカンパニー調べでは、
「みんなが選んだ住みたい街ランキング2021関東版」の
「実は穴場な街ランキング」5位にランクインしており、
さらに「みんなが選んだ住みたい街ランキング2020関東版」の
「実は穴場な街ランキング」では、2位にランクインしていました。
赤羽駅の由来は、旧赤羽村域に建設されたところからこの名称がつきました。
ただ当駅の北部は宿場町として有名であった旧岩淵宿がありました。
その旧岩淵宿が旧赤羽村などと合併した際の町名は「旧岩淵町」とされていた
のですが、当駅中心に経済的に栄えた結果「岩淵」という名称よりも
「赤羽」が定着するようになりました。
東京メトロ南北線の赤羽岩淵駅は、宿場町の岩淵という地名の名残をそのまま
生かせています。東京メトロ南北線は、1991年に開通され、当駅から
目黒駅まで利用できる地下鉄です。
一日の乗降人数も80,000人を超える利用者があり、JR線以外にも
首都圏に向かう交通手段とされています。
赤羽一番商店街・・・
赤羽駅東口を出て左手すぐにある「赤羽一番街商店街」は、JR赤羽駅東口から
北方向へ約400mのメインストリートを中心に約100店舗が並ぶ赤羽自慢
下町のような懐かしさと人情味にあふれる場所となっています。
赤羽駅から一番街商店街に入ってすぐ左手にあるのが、わずか78メートル
の路地に居酒屋やスナックが28軒並ぶ庶民的な居酒屋が連なる「OK横丁」、
何でも食べられ、何でも飲めることから何でもOKな横丁がネーミングの
由来という説もあります。
また、「のん兵衛の聖地・センベロ商店街」ともうたわれており、
1000円でベロベロに酔っ払えるいわゆる”センベロ”がかなう飲食店が
集結しています。
確かに、北海道から九州までさまざまな地域の食がそろう、
ディープな飲み屋街といった雰囲気をだしています。
2016年11月、テレビ東京「出没!アド街ック天国」でも紹介された
のが、「順貴 」OK横丁で半世紀愛され続けているお店。
3代目の美人ママが切り盛りしており、明るいママが手作りする気取らない
おつまみとお店を時々手伝う虎太郎くんが印象的と地元でも評判のお店です。
赤羽一番商店街が一年で一番盛り上がるのが「赤羽馬鹿祭り」です。
今年は、第65回を迎えますが、コロナウイルスの影響から誠に残念ですが、
中止が決定されました。毎年概ね4月前後に開催されています。来年の開催を
期待しましょう!
1956年(昭和31年)に地元の商店主達が4月のエイプリルフールに
ちなんで、勢いで開催したのが始まりで、戦国時代に同地に稲付城を築き、
管弦楽などの遊びを地元民にも普及させたといわれる太田道灌の偉業を毎年
讃えております。
赤羽一番商店街の人気店:炭火串焼FUJIKOは、一番街シルクロードにある
串焼き店で、鶏モモ肉を南蛮ダレで和えたメニューが、祭りでは300円で
味わえます。
Katsu Kitchen(イタリアン)お祭りでは、ローストビーフ丼を提供して
います。300円なのに大きなお肉がたっぷりとしており、美味です。
赤羽一番街商店街の顔ともいわれる大衆居酒屋の名店「まるます家」。
営業開始はなんと朝の9時!朝から晩まで人が絶えず、店内はいつも老若男女
であふれています。
(緊急事態宣言中は、営業時間変更や臨時休業などしています。)
店頭で焼かれる名物の「うな丼1500円」や「鯉のうま煮800円」は
ここならではの味となっています。モヒートはなんと100円。
ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』でも登場してきますね。
登場してくるといえば、昭和33年創業のおでんの具を販売する
「丸健水産」に併設する立ち飲み屋「健ちゃん」も忘れ難いですね。
カウンター中央の鍋には、ざっと20種類以上のおでんがあり、
日本酒をおでんの出汁で割る「出汁割り」が人気となっています。
通常時は、仕事帰りに一人で訪れる女性も多いという情報です。
赤羽一番商店街と赤羽駅の間にある「サウナ & カプセル 錦城」は、
屋上に自由の女神像があり、街のシンボル的存在となっています。
山田孝之の東京都北区赤羽でも一作目から登場していますね。
アカバネーゼであれば、原作者の清野とおるさんが「サウナ」と
「ニューヨーク(入浴)」をかけて本編に登場させたことは、
周知のことですね。
LALAガーデン(赤羽スズラン通り商店街)・・・
JR「赤羽」駅の東口を出て、3分ほど(約200m)歩いた所に
「LALAガーデン(赤羽スズラン通り商店街)」はあります。
直線330m 道幅約13m 高さ約13m、平成9年に完成した東京で
最大の天蓋アーケードとなっており、緑を基調とした自然を感じさせる
今風の商店街です。
ドーム型の天蓋からは自然光が入り、歩道の両脇には街路樹もあります。
多種多様な専門店や飲食店、チェーン系のお店などがずらりと並び、
歩いているだけでも楽しい気持ちになれる商店街です。
「赤羽スズラン通り商店街」は、12:00~20:00の時間帯は
歩行者天国となっており、車両の通行を気にせずにお買いものできます。
駐輪場もあるので、毎日たくさんの人で賑わっています。
スーパーの「ダイエー赤羽店」や「西友赤羽店」、 100円ショップの
「ザ・ダイソーLaLaガーデン赤羽(5階)店」、 ドラッグストアの
「マツモトキヨシ 赤羽すずらんストリート店」など、
お馴染みのお店も軒を連ねています。
「文具の英文堂」や「呉服 みなき」、 「トラヤ帽子店」などの専門店も
充実しています。「このボールペンに合った替芯が欲しい」
「今の季節に合った半襟は?」・・・など 専門知識のあるお店の人に相談
しながらお買い物ができるのも、嬉しいですね。
赤羽スズラン通り商店街活性化のための事業
「オアシスアート・ララ・ガーデン整備事業」の一環で設置された
子育て支援施設「ララちゃんのおうち」は、 生後3ヶ月から小学校就学前
までの児童の一時保育を実施している他、
地域のためのコミュニティーサロンとしての役割も果たしています。
こちらにお子さんを預けて、商店街やJR「赤羽」駅周辺でショッピングを
楽しんだり 美容院に出かけたり、ゆっくりとランチをしたりと、
リフレッシュのために一時保育をお願いするのもOK。
また、おむつ換えや授乳のためのスペースとしても利用できます。
こういった場所があると、毎日忙しい子育て中のパパやママも、
ホッとできそうですね。
平成23年度~28年度を事業期間に、全蓋アーケードのリニューアルや
カラー舗装化もされました。LED照明化や道路の一方通行化.路上駐輸場整備
など、安全安心な買い物通りへ向けた
ハード整備事業が実施され、加えて路上への彫刻アートも設置されています。
地元中学生にそのデザイン企画を中心的に担ってもらおうと、
美術展「二科展」にも派遣されています。
今後もハード・ソフト整備において地元の子供たちや市民を巻き込んでいく
ことで、"次世代を育てる"という商店街の拠点機能さらに発達させていくこと
と思います。
平成25年11月には、産業労働局主催の商店街が行った優れた取組や
イベントを表彰する「第9回 東京商店街グランプリ」において、
赤羽スズラン通り商店街振興組合は、準グランプリを受賞しております。
赤羽駅東口の顔ともいえる赤羽一番商店街ととも赤羽をさらに発展させる
商店街の主軸の任をこれからも担っていきます。
赤羽台団地(ヌーヴェル赤羽台)・・・
赤羽駅西側は、丘陵地帯となっている地形なので、駅前が主に栄えております。
西口には、赤羽パルロードⅠ・アピレ、赤羽パルロードⅡ・ビビオ、
赤羽パルロードⅢが代表格であります。
アピレは「赤羽のファッションの館」として、昭和61年(1986年)
3月の開業以来、地元・赤羽の女性たちに親しまれています。
ビビオは、手の届くチョットした贅沢感とおしゃれ感覚としてのテーマの
ショッピングセンターで、赤羽パルロードⅢには、イトーヨーカ堂があり、
西口の主要デパートとしてその地位を確立しています。
赤羽駅西側は、駅から少し離れると台地を活かしたマンションや住宅が
多くあり、北西側一帯の丘陵地には赤羽台団地が広がっています。
赤羽台団地は、旧陸軍被服本廠跡地であり国有地だったところを
当時の日本住宅公団(現在:独立行政法人都市再生機構)が団地開発した
もので、1963年(昭和38年)に完成しました。
全戸数は3373戸、東京23区内で初めての大規模団地として知られ、
単身者から4LDKファミリータイプまで幅広いユーザーをターゲットにして
おり、洋式のダイニングキッチンや洋式トイレなどを備えたモダンな住宅で、
当時は憧れの住まいであり、入居当初の倍率は高く、賃貸住宅の家賃は
当時の大学卒初任給と同じ程度するもので、高額所得者の住む団地でした。
昭和に生まれたY字型の棟、通称「スターハウス」が現在でも健在して、
日当たりや風通しが良く、昭和30年代には各地で人気の建築スタイル
でしたが、年々、その数は減少し、近年では赤羽のものが現存する
関東最古の「スターハウス」となっています。
この昭和の高度経済成長の象徴のような赤羽台団地も老朽化によって
順次建て替え事業が行われており、取り壊しも進んでいます。
16~26号棟も既に入居者の退去が済んでおり,人々のいなくなって
鼓動が止まってしまった団地群が取り壊される日をひっそりと
待ちしのんでいます。
昭和の一コマがまたひとつ消えてしまうようでちょっと寂しい感じも
しますね。
赤羽台団地の跡にヌーヴェル赤羽台が順次建設され、
国土交通省の平成20年度(第2回)超長期住宅先導的モデル事業として
選ばれており、長く住むための工夫の施された住まいとなっています。
ヌーヴェル赤羽台は、UR賃貸住宅の中でもひと際人気が高いですね。
第5次募集(2018・9)も終了しましたが、応募者が多く抽選での
対応が当然のマンションとなっています。
全部で7棟ある住棟の外観は都会のマンションといった雰囲気で、
テラス付きのデザイナーズ物件もあります。
幼稚園や小学校も隣接しているので子育て世帯にとっては恵まれた環境と
いえるでしょう。
ヌーヴェル赤羽台をご希望のかたは、
どうぞ、UR賃貸賃貸住宅予約代行サービス も行って
いる弊社まで、どうぞお気軽にお声かけください。
まだまだ発展し続ける街並み・・・
2016年の暮れに、テレビ朝日「夜の巷を徘徊する」(2021.3終了)
旅人のマツコ・デラックスさんが林家ぺー師匠の誕生祝いに赤羽の街が
特集されました。
そこで、紹介されたのが林家ぺー師匠がよく通うという
「パブ スターレディ(北区赤羽2-19-6)」と
「居酒屋 北エ門(北区赤羽北2-26)」です。
赤羽は、林家ぺー師匠が30年近く住むとしても有名であり、
師匠も赤羽馬鹿祭りの時には、すすんで参加しているということです。
時折、テレビでも紹介されることもあるこの街は、紹介される都度
住みよい街へと変貌しています。
今年は、初詣とか行きましたか?
赤羽では、赤羽八幡神社(北区赤羽台4-1-6)が有名ですね。
平安時代に創建された古社で、社務所の下を新幹線が走る、珍しい光景が
名物となっています。赤羽周辺の氏神様としても祀られています。
毎年秋になると八幡神社例大祭が開催されます。
神社に縁(えにし)のある日に行われ、その神社にとって
一番重要な「祭」になります。
赤羽八幡神社のお祭りはお神輿が中心のお祭りです。
赤羽八幡神社例大祭、神社神輿渡御は2年に一度、初秋の9月第2週土日
に行われます。(今年は中止です。)
神社神輿と青年総代神輿の二基の神輿が本堂前から神楽殿のお囃子に
合わせて境内を廻り、宮出しをします。鳥居をくぐり、赤羽の町を巡行
するのが盛大ですね。
赤羽周辺には、緑豊かな公園も多いことが有名です。
赤羽公園(北区赤羽南1-14-17)
赤羽公園はキリンの滑り台がある小さな公園部分と、噴水と時計台のある広場、
滑り台や砂場のある公園部分の3つの部分に分かれています。
噴水のある広場では春秋の植木市や、フリーマーケットなどが行われます。
赤羽台公園(北区赤羽台3-16)
赤羽台公園は円形の広場の周囲に背の高い木々が並ぶ印象的な
雰囲気の公園です。
赤羽自然観察公園(北区赤羽西5-2-34)
「自然とのふれあい」をテーマに整備された公園です。
見所は、水田や江戸時代の茅葺き屋根の建物となっています。
また夏には、バーべキューを行う施設があるので、多くのかたが
バーべキューを楽しんでいます。
多くの著名人や有名人のみならず、地元のかたも、新しく住まいされる
かたも赤羽の環境や生活利便性に喜びを覚えます。
それは、昔ならではの人情だけではなく、情緒あふれる街並みと発展し
つづける街創りに安心感を味わうからです。
これから中古マンションの購入を検討されているお客様、
どうぞ赤羽エリアを一つの選択肢として加えてみてください。
気になるマンション情報などがあれば、どうぞお気軽にご相談ください!