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雑司ヶ谷

駅/街/地域對馬禎啓2017/06/26

雑司が谷霊園の道

梅雨のシーズン真っ最中、みなさん、如何お過ごしでしょうか?
梅雨って聞くとあまり良いイメージを持たれないかたも多いと思いますが、
じつは、この季節、自然の世界でいうところの生命を育む時期なんです。

植物が育ち、豊かな自然の恵みもここで一気に成長するのです。
もちろん人間もその一員であり、この時期に命を育むことも多いのです。

雨が多いからと憂鬱になるのではなく、この時期があるのだから命が輝くのだ
と思えば雨も楽しいものです。

そこでさらに楽しいお知らせ「あさがお市」です。
毎年恒例の池袋本町エリアで開催されているイベントです!

今年は、6月30日(金)~7月1日(土)、池袋本町の氷川神社境内
(豊島区池袋本町3丁目14番1号)で「あさがお市」が開かれる予定です。

あさがお市では、エコな夏…色とりどりの朝顔の一鉢が涼しさを演出しています。
毎年恒例の「ココロオドル」イベントですね。

神社の参道で地元のみなさんが、ポップコーンや綿あめを販売しています。
また、ヨーヨーつりなども行われていますので、子供さんたちにも大変喜ばれています。

地元ならではのイベントです。これから暑くなる夏に向けて、気持ちを冷やすことでも
朝顔は、良いと昔から言われています。
どうぞ、一鉢1500円程度で販売されていますので、今週末あたり楽しんで
参加されてみてください。

あさがお

~気になる話題~

また、最近の気になるニュースといえば「民泊新法成立」ですね。
今月9日(金)民泊について健全な普及を目的に民泊事業を実施する際の
一定のルールを定めた「住宅宿泊事業法(民泊新法)案」が可決・成立しました。

内容は、住宅宿泊事業者に対して都道府県知事への届出を義務付けるほか、
管理事業者に対する国土交通大臣の登録制度、仲介事業者に対する官公長官のと登録制度
を設け、それぞれの監視下に置くこととされています。

また、民泊物件の年間提供日数の上限は180日(泊)として、都道府県は地域の実情を
反映し、条例によって日数を制限できるといったものになっています。

昨年の訪日外客数は、前年比21.8%増の2,403万9千人で、日本政府観光局(JNTO)
が統計を取り始めた1964年以降、最多の訪日者数です。

訪日外国人旅行者が急増する中、多様化する宿泊ニーズに対応して急速に普及が進んでいる
「民泊」にいよいよ本格的なルールが加わります。2018年1月から施行される予定
となっています。

投資マンションをお求めのかたで「民泊」を利用目的として検討されているかたは、
ご注意ください!マンション管理規約のみならず法律でのルールも加わりますので、
購入の際、事前にしっかりと確認をしましょう!

さて、民泊エリアでもお気に入りのかたが多く、訪日外国人のリピート率も高いエリア
「雑司が谷」にスポットをあててご紹介していきます。

家とスーツケース

雑司が谷駅・・・

雑司が谷駅は、東京都雑司が谷2丁目6-1にあり東京メトロ副都心線の沿線駅です。
駅は、2008年6月14日に開業し、比較的にも新しい駅となっています。

出入口は3か所あります。1番出入口は都電荒川線鬼子母神前停留場の前にあります。
法明寺鬼子母神堂へ向かうには、この出入口から鬼子母神通り商店睦会を通って行くのが
便利です。

2番出入口は千登世橋脇の明治通り沿いにある豊島区立千登世橋教育文化センター
地下1階部分(元々豊島区立雑司が谷図書館があった場所)にあります。

3番出入口は目白通りの高田一丁目交差点付近にあり、そこに至る通路の途中に動く歩道が
設置されています。

駅が開設される前までは、JR山手線目白駅・池袋駅や都電荒川線鬼子母神前停留場を利用
される地元のかたが多くいました。

いまでも雑司が谷駅というと都電荒川線雑司が谷停留場(豊島区南池袋3丁目25)を想像
されるかたも多くいます。歴史のある駅で1925年(大正14年)から活躍しています。

東京都23区内を中心に多距離・多路線を展開していた都電路線の大半が廃止された後、
唯一現存する路線として地域の方からも愛着を持たれていますね。

都電荒川線 雑司ヶ谷駅

雑司ヶ谷霊園・・・

雑司ヶ谷といえば、まず誰もが思い浮かぶのが「雑司が谷霊園」だと思います。
その広さは、約10万㎡、豊島区南池袋4丁目25番にあります。

雑司が谷霊園は、御料地として3代将軍徳川家光の寛永15年(1638年)に薬草栽培の
御薬園となり、8代将軍徳川吉宗の享保4年(1719年)には御鷹部屋に変わり、将軍の
鷹狩に使う鷹の飼育場所として使われていたとこです。

御鷹部屋時代の松の大樹が今も霊園内に残っていることも有名ですね。その後明治7年
(1874年)9月1日に東京府によって共同埋設墓地となりました。

有名な著名人も眠る慰霊の場所としても開放されています。具体的な著名人では、
明治期、最高の人気作家でもある「夏目漱石」(1867~1916)当時の雑誌「太陽」が
募集した文化人の人気投票で毎年一位。「こころ」に雑司が谷霊園を描いています。

夏目漱石の墓碑 (雑司が谷霊園)

あふれる詩の才能の持ち主「サトウ ハチロー」(1903~1973)戦前の「二人は若い」、
戦後の「リンゴの唄」の流行歌で圧倒的な人気を生んだ詩人です。若い日の無頼を心配
した小説家の父・紅緑は、現在の豊島区上池袋3丁目に世帯を持たせことも知られて
います。

漂流で運をつかんだ「中濱(ジョン)万次郎」(1827~1898)土佐(高知県)中村村の
出身。14歳での出漁で遭難し、アメリカ船に助けられ米国に渡る。米国で航海術など
を学び、その新知識と英語力で重用され、通訳としても活躍しています。

開明派の最後の幕臣「小栗忠順(おぐりただまさ・上野介こうずけのすけ)」(1827~1868)
「明治の父」と司馬遼太郎がいう、幕末の開明派の幕臣。「日米修好通商条約」批准で渡米
その随行艦「咸臨丸」には勝海舟や福沢諭吉がいました。最近では、徳川幕府の埋蔵金の件
でも有名ですね。

耳なし芳一・雪女などでお馴染みの「怪談」の作者「小泉 八雲(こいずみ やくも)」
(1850~1904)父はアイルランド人、母はギリシャ人でアメリカで新聞記者などをした
あと来朝して帰化しています。

その他にも多くの著名人が眠っています。霊園を散策するかたも多くいるので、豊島区では、
お散歩シリーズとして「雑司が谷霊園マップ」を配っています。是非、活用ください。

雑司ヶ谷霊園

未来遺産「雑司が谷」・・・

未来遺産とは、100年後の子供たちに長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域
の文化・自然遺産を伝えるための日本ユネスコ協会連盟が准進する運動です。

2014年12月18日雑司ヶ谷地域の歴史と文化のまちづくりの運動が
「第6回プロジェクト未来遺産」に登録されました。

そんな雑司が谷エリアの遺産というべき江戸時代から続く歴史と文化の施設が
次のとおりとなります。

大門ケヤキ並木(東京都指定天然記念)天正(1574-1591)のころに鬼子母神へ奉納の
為に植えられました。ケヤキ並木の中には樹齢400年を越す老木4本があります。
並木道の横には手塚 治虫が一時期住んでいた並木ハウスがあります。

鬼子母神(東京都指定有形文化財)安産・子育てで有名です。天正6年(1578)創建。
本殿は、寛文4年(1664)建立。都指定有形文化財の絵馬「三人静白拍子図」「大森
彦七図」、境内には「武芳稲荷」があります。大黒堂に七福神の「大黒天」祀られて
います。応永年間(1394~1428)に植えられたという子授けイチョウは、東京都指定
天然記念物です。

雑司ヶ谷鬼子母神

法明寺:弘仁元年(810)真言宗「威光寺」として創建されました。正和元年(1312)
日蓮宗に改宗し「威光山法明寺」とります。江戸時代から桜の名所としても知られて
います。豊島区最古のお寺、境内には「鐘楼」「あさがお塚」があります。

威光山法明寺

大鳥神社:鬼子母神境内に祀られていた「鷲明神」が神仏分離令により現在地に移転
し大鳥神社と改称しました。地元の氏神様です。11月には「酉の市(とりのいち)」
で毎年にぎわいます。雑司が谷七福神の「恵比寿神」を祀っています。

雑司ヶ谷七福神 恵比須像

雑司ヶ谷旧宣教師館(東京都指定有形文化財)明治40年(1907)にアメリカ人宣教師
のマッケーレブの居宅として造られます。カーペンターゴシック様式で、豊島区最古の
近代木造洋風建築となります。

雑司ヶ谷旧宣教師館

この他にも多くの文化財がある雑司が谷エリア、そして雑司が谷七福神もあるので、
2011年初詣より「七福神巡り」がスタートしています。御朱印用の色紙があるので
是非、チャレンジしてみてください。

雑司ヶ谷の風物詩(イベント)・・・

雑司ヶ谷では、毎年恒例の季節に応じたイベントが各所で開催されています。地元のかた
は、春夏秋冬それぞれのイベントを大いに楽しんでいます。そのイベントが次のとおりと
なります。

~春~

法明寺の桜

雑司ヶ谷旧宣教師館のガーデンコンサート(5月第2日曜日)

法明寺 桜

~夏~

鬼子母神夏市(朝顔市) 7月6~8日

鬼子母神盆踊り 7月下旬

鬼子母神 盆踊り

~秋~

大鳥神社例大祭 9月

鬼子母神のお会式 10月16~18日

大鳥神社の酉の市 11月

雑司ヶ谷 大鳥神社

~冬~

法明寺の除夜の鐘 

鬼子母神、大鳥神社の初詣

雑司ヶ谷七福神巡り 

鬼子母神の節分会 2月3日前後

法明寺 除夜の鐘

どのイベントも古来より続いています。是非一度行かれてみてください。

まとめ・・・

春は、法明寺の桜、夏市に盆踊り、御会式の団扇太鼓の音に鬼子母神の大銀杏と
参道ケヤキ並木が色づき、酉の市の掛け声に年の瀬を迎え、七福神巡りで新春が
明ける・・・四季折々の営みが今も大切に受け継がれるまち雑司が谷。

変わりゆく時代の中で、変わらないものの大切さを思い出させてくれる街です。

豊島区のなかでも一度住むと忘れられない思い出が永遠に残るというエリアと
して評価が高いです。

豊島区内でも街探検をするにあたって、最高峰に位置する街並みです!

低層エリアなので比較的にマンションが少ないのですが、それでも良きマンション
はあります。どうぞ、雑司が谷をエリアの候補として探されているお客様は、
豊島区中古マンション専門の当社までお気軽にご相談ください。

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